診療内容

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栄聖仁会病院では、もの忘れ・認知症診療をはじめ、心療内科・精神科疾患の診療に特化した医療機関です。
患者様はもちろんのこと、ご家族・介護者の皆様が安心しお任せいただけるよう医師・スタッフともども尽力しております。
診療についてのご不明点等は何でも遠慮なくご相談ください。

認知症外来について

認知症のイメージ写真

認知症とは、「記憶障害のほかに、失語、失行、失認、実行機能の障害が1つ以上加わり、その結果、社会生活あるいは職業上に明らかに支障をきたし、かつその能力レベルの明らかな低下が見られる状態」と定義されています。2025年には高齢者5人に1人が認知症になるという推計もあります。
認知症の最大の原因が加齢であり、誰にでも起こりうる身近な病気です。また、一人暮らしの高齢者や老々介護を行っているご家庭も確実に増え、孤立しがちです。
そのため、ご家族の「あれ??最近少し物忘れがでてきたかな?」と気づきはとても大切です。
年齢相応な物忘れか、病気を疑わせる症状なのか、最初はなかなか気づきません。
専門医がお答えしますので、少しでも迷ったらまずはご相談ください。

具体的には次のような症状が考えられます。

  • もの忘れがひどく、同じ話を何度も繰り返し、ものを探すことが多い。
  • 原因がはっきりしないが、言いようのない不安や焦りが出てきて、どうしていいか分からない。
  • 将来、重い病気にかからないか、生活するお金は足りるか等が、必要以上に心配になる。
  • 夜よく眠れず、悪夢を繰り返し、時に夢遊病になることもある。また、日中は転びやすくなる。
  • ガスの付けっぱなしや焦げ物が多い等、火の不始末が多い。 など

精神疾患外来・心療内科外来について

精神疾患外来・心療内科外来のイメージ写真

日本では100人に3~7人がうつ病を経験します。
なかには精神科医療機関に通院することに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、もはや精神科医療機関に行くことは恥ずかしいことではありません。おかしいかな?と思ったらまずは専門家に相談しましょう。
何でも相談できる関係を主治医ともつことが治療の第一歩です。